私が今、思うこと

参議院国土交通委員会閉会中審査

 令和2年7月豪雨でお亡くなりになった皆さまにお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆さまにお見舞いを申し上げます。また、山形県の最上川水系で浸水が発生しています。命を守ることを最優先に行動してください。
 29日から任期2年目がスタートしました。昨日は、立憲民主党山梨県連合の街頭宣伝活動として、県内各地で政治情勢や新型コロナウイルス感染症対策についてご報告をさせていただきました。多くの県民の皆さんから激励をいただき、立憲民主党に対する期待を強く感じたところです。
 さて、本日は第201回国会の閉会中審査として、「令和2年7月豪雨及びGoToトラベル事業に関する国土交通大臣発言」を議題として質疑が行われました。今回の豪雨災害は、大量の水蒸気が流れ込み続け、線状降水帯が発生して、長期にわたり各地で記録的な大雨となり、球磨川に架かる道路橋や鉄道橋が多数流失するなど、熊本県を中心に甚大な被害をもたらし、広い範囲で大きな被害が発生しています。
 本日の各委員の質疑で国土交通省の取り組みはひとまず理解できました。省を挙げて1日も早い復旧・復興に全力をあげることはもとより、これまでの治水対策を見直し、国・県・市町村が一体となって協働して取り組む「流域治水」対策が急務であると実感しました。
 本日、東京の感染者数は367人と最多を更新しました。全国各地で感染者数が拡大しています。「GoToトラベルキャンペーン」がさらに感染者数を拡大させないか、本日の質疑では私の懸念は払しょくできませんでした。
 新型コロナウイルス感染症対策分科会において専門家の判断を仰ぎ、政府は一旦立ち止まる勇気を持つことも重要です。
 「GoToトラブルキャンペーン」になる予感がさらに強まりました。