第56回氷雪の門・九人の乙女の碑平和祈念祭に出席
8月20日、稚内市内にて開催された「第56回氷雪の門・九人の乙女の碑平和祈念祭」に北海道地本の大井執行委員長とともに出席し、献花を行いました。
第二次世界大戦は1945年8月15日に終戦を迎えましたが、樺太では激しい戦闘がその後も続きました。当時の電話は、電話交換手が手動でつないでおり、特に戦時下における電話交換業務は緊急連絡用として重要な使命を担っていました。8月20日、真岡郵便局で電話交換業務に就いていた17歳から24歳の女性交換手9名は、激しい砲撃が続く中で最後まで職務を遂行し、「皆さん、これが最後です。さようなら、さようなら。」という言葉を残し、自ら命を絶ちました。
この平和祈念祭は、毎年8月20日、樺太の地に眠る御霊に祈りを捧げ、世界の恒久平和を祈念するため、稚内市主催で行われています。
平和祈念祭後、稚内公園内にある「九人の乙女の碑」に献花を行いました。