西サハラ(サハラーウィ)活動家のターレブ・アリー・サーレムさんが議員会館を訪問(11月19日)
《ターレブ・アリー・サーレムさん・西サハラ全国キャラバン》
「アフリカ最後の植民地」とも称される、旧スペインの植民地だった西サハラ(サハラーウィ)活動家のターレブ・アリー・サーレムさんが議員会館を訪ねてくれました。
西サハラが自決権をもつことは国連決議で確認されており、現在40か国以上から国家承認を受け、アフリカ連合の正式加盟国にもなっています。しかしモロッコによる実効支配が(占領)が50年続いています。
西サハラは天然資源(リン鉱石・石油・レアアース)が豊富で、豊かな漁場(まぐろ、たこ等)もあり、外国資本による開発が進んでいます。日本も例外ではありません。
西サハラの人たち(サハラーウィ)は民族自決権の行使と住民投票の実施を、夏は60度にもなるアルジェリアの難民キャンプ(17万人以上)でその日を長年待ち望んでいます。
サーレムさんは難民キャンプで生まれ、親と離されて、おばあさんに育てられ、現在は西サハラの自由と解放、平和のために世界中で活動しています。
今回は「西サハラ友の会」の呼びかけで、北海道・栃木・東京・愛知・京都・大阪・福岡の各地の大学や市民団体等で、全国キャラバンを行いました。
ヨーロッパでは関心を持たれていますが、わが国ではまだまだ知られていません。スーパー等で売られているタコは、モロッコ産ではなくほとんどが西サハラ産なのです。
占領地での人権侵害、資源略奪が行われている現実があります。















小沢活動中 一覧を表示