「消えた給付金」の徹底追及を!
第198回通常国会が昨日召集されました。安倍首相は施政方針演説の中で、厚生労働省の毎月勤労統計の不正調査問題に対して陳謝したものの、行政の信頼を失墜させた危機感や真相解明への決意が感じられないことに対し、野党は「完全にこの問題から逃げている」と強く指摘しました。
さらに野党は、2007年に問題となった「消えた年金」と同様の問題と捉え、今回の問題を「消えた給付金」と位置づけ、徹底追及を行い全容解明することで一致しています。
この不正によって生じた、延べ2,015万人への雇用保険や労災保険などの過少給付への追加支給を行わせるとともに、組織的な関与の有無、各種統計の信憑性を明らかにさせ、絶対に隠蔽させない強い姿勢で臨む必要があります。
今国会の論戦で安倍政権の不条理を正し、4月の統一地方選挙、大阪12区と沖縄3区の衆議院議員補欠選挙、7月の参議院議員選挙では、まっとうな政治を国民の手に取り戻すため、全力で闘い抜くことを共有したいと思います。