権力の私物化を許さない!
昨日、67日間の第200回臨時国会が閉会しましたが、さらなる追及を継続させなければなりません。「桜を見る会」の問題や2閣僚の辞任など、何ら説明責任を果たさず国会を閉じました。
安倍総理は、記者のぶら下がりに「国会に求められれば説明責任を果たすのは当然だ」と答えていましたが、自民党・安倍総裁としては野党が求めた予算委員会の開催には応じないという構図は、国会軽視、国民を欺く行為であり、断じて容認できるものではありません。
また、「政治と金」の問題で辞任した2閣僚に対しては、「政治活動については、政治家自らが説明責任を果たすべきだ」と安倍総理は予算委員会の答弁で答えていましたが、辞任後一度も国会には出席せずに雲隠れしたまま閉会を迎えました。
安倍総理自らの説明責任も果たさず、議論から逃げまくり、国会を閉じて臭いものにはふたをする姿勢は、これ以上追及されたくない特別な理由をお持ちなのだろうと思います。
野党は、「桜を見る会」をはじめ、関西電力の調査報告、記述式試験の問題や自衛隊の中東派遣問題などを引き続き議論するため、会期を40日延長する動議を衆議院に提出しましたが、与党の反対で否決されました。安倍政権の隠蔽体質と権力の私物化を徹底して追及するべく、引き続き閉会中審査を求め、来年の通常国会へしっかりとつなげて参ります。