風化させてはならない東日本大震災
昨日からスタートした結ロード47東北の初日。
福島県いわき市からスタート。福島第一原発事故によって町全体が帰宅困難地域となっている双葉町などを車で通過しました。
県道に面している道路には警備員が常駐して立ち入りを規制しており、各家の入口もバリケードで封鎖されていました。
突然奪われた日常生活と故郷、草木に覆われた住宅や荒廃した県道沿いの施設が虚しく孤立していました。今もなお原発事故が続いている現実を直視することが重要であると強く認識したところです。
また、182人が犠牲となった浪江町の慰霊碑に献花を行うとともに、2人の組合員が津波にのまれた請戸郵便局の跡地でも献花と祈りを捧げました。同行していただいた、連協議長、いわき支部、相双支部の両支部長・書記長に感謝申し上げたい。
海岸沿いの防潮堤工事と一面に広がる野原は津波の痕跡そのものであり、改めて東日本大震災の記憶を風化させてはならないと強く決意しました。